眼外傷や斜視の術翌日の子供さんの診察では、まぶたの腫れや痛みで開瞼が困難なため、眼球の十分な観察ができないことがあります。そのような場面で便利なのがデマル鈎(デマル氏開瞼鈎)です。 図のように左手にもって上まぶたにひっか ...
単純ヘルペスウィルス(Herpes simplex virus:HSV)による角膜感染症は、HSV角膜炎または角膜ヘルペスと呼ばれ主要な角膜感染症のひとつです。感染症とはいっても他人にうつることはありません。HSVは子供 ...
高齢者が見えにくさを訴える主要な原因は白内障と老視です。個別の患者さんでそのどちらが主な原因かを判断するためには、[TVと新聞のどちらが見えにくいか?]と質問することを[白内障 VS 老視]https://meisha. ...
大学病院初診には紹介状が必要 大学病院は特定機能病院で、初診の患者さんがいきなりかかることはできません。他の医療機関からの紹介状が必要で、紹介状なしの場合は数千円の別料金の負担があります。これは紹介状なしの結膜炎や軽症白 ...
調節性輻湊 調節は毛様体筋の働きで水晶体の厚みを増し手元にピントを合わせる反応です。輻湊(ふくそう)は両目の内直筋を収縮させ、視線を内側に寄せる「寄り目」の反応です。近くの物を両目で見るときには、調節に連動して輻湊が起こ ...
Fuchs’ heterochromic cyclitis (FHC)(日本語ではフックス虹彩異色性(虹彩)毛様体炎)は慢性の虹彩毛様体炎を起こす原因のひとつです。白色で不整形の角膜裏面沈着物(KPs)がみられて前房内炎 ...
[最近見えにくくなった]と訴えて眼科を受診する高齢の患者さんの多くは、白内障か老視(老眼)です。老視の見えにくさは近用眼鏡(老眼鏡)や遠近両用メガネ(累進屈折力メガネ)で解決しますが、白内障の見えにくさは手術でなければ解 ...
複視の原因の一部は脳の病気 複視は視線のズレのために左右の目に映る像が水平、垂直あるいは斜めにだぶる症状です。https://meisha.info/archives/8二つに分かれて見えるだけでなく、隣のものが重なって ...
病名や検査名などのキーワードでブログ内の記事を検索できます。
Visits since 2014Your IP: 18.207.160.97