• 眼科通院中の患者さんや眼科医向けの役立ち情報

患者さん向け

光視症と閃輝暗点

光が見えるという訴えで眼科を受診する患者さんの症状は光視症と呼ばれます。原因のひとつは閃輝暗点です。 閃輝暗点による光視症 閃輝暗点では視野の一部に光が見えた後、その周囲が見えなくなる暗点が広がります。その後典型例ではさ ...

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霰粒腫の治療

霰粒腫は非感染性の慢性炎症で、マイボーム腺の導管の閉塞で貯留した変性油脂に対する異物肉芽腫が本態です。https://meisha.info/archives/627霰粒腫の大きさや重症度によって以下の治療法を選択します ...

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不同視弱視

翌春の小学校入学を控えた5歳児が受ける就学前の健康診断では視力検査も行われます。そこで片目の視力不良に初めて気付かれ、受診した眼科で不同視弱視と診断される子供は少なくありません。不同視弱視で視力が不良となるのは何故でしょ ...

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BRVO黄斑浮腫に対するグリッドレーザーPC

網膜静脈分枝閉塞症BRVO: branch retinal vein occlusionの主な治療対象は1. 急性期の黄斑浮腫による視力低下2. 晩期合併症である硝子体出血の予防の2つです。このうち2. の硝子体出血を予 ...

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結膜弛緩症

眼球結膜と眼瞼結膜 結膜炎としてよく知られる[結膜]は、眼球表面を覆う眼球結膜とまぶたの裏面を覆う眼瞼結膜から成ります。両者はまぶたの奥(結膜円蓋部)でつながって粘膜の袋を作っています。袋の入り口が上下のまぶたの間の瞼裂 ...

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いわゆる[黄斑変性]

人間ドックや健診で撮影される眼底写真が[黄斑変性]と判定されることがありますが、黄斑変性とは何でしょうか? 黄斑と中心窩 視神経乳頭の外側には直径6mmの黄斑があります。https://www.nanbyou.or.jp ...

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CSCに対する経過観察 VS 治療

中心性漿液性脈絡網膜症 (CSC)は漿液性網膜剥離SRDが黄斑に生じる病態です。https://meisha.info/archives/1931そのため患眼の視野中心の暗さである中心比較暗点や小視症、あるいはゆがみを訴 ...

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結膜結石Conjunctival concretions

異物感を訴える高齢の患者さんの上まぶたを翻転すると、結膜下に埋もれた白色の結膜結石が見られることがあります。下方の眼瞼結膜にも見られることはありますが、眼球結膜には通常みられません。 結膜下に埋もれている結石は無症状です ...

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眼瞼皮膚弛緩症

眼瞼下垂は上まぶたの下縁が下降して瞳孔にかかり、上方視野が見えづらくなる状態です。一方まぶたの皮膚が垂れ下がって瞳孔を隠す眼瞼皮膚弛緩症では、まぶた下縁の位置は正常のことも多く、偽眼瞼下垂と呼ばれます。偽眼瞼下垂には眉毛 ...

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点眼薬つけすぎによる外眼角炎

目頭(めがしら)は内眼角、目尻(めじり)は外眼角と呼ばれます。上下のまぶたの接触眼瞼皮膚炎https://meisha.info/archives/2109は外眼角の皮膚に及ぶこともあります。しかしまぶたの中央はなんとも ...

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