• 眼科通院中の患者さんや眼科医向けの役立ち情報

片側顔面痙攣HFS: Hemifacial spasm

片側顔面痙攣HFS: Hemifacial spasm

眼瞼痙攣https://meisha.info/archives/1533では眼輪筋など顔面上半の筋肉が不随意に収縮することで目が開きにくくなります。類似の病態として片側顔面痙攣HFS: Hemifacial spasm ...

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脈絡膜破裂Choroidal rupture

鈍的眼外傷による主な眼底後極病変には、網膜振盪症commotio retinae、外傷性黄斑円孔traumatic macular hole、脈絡膜破裂choroidal ruptureがあります。Chen Y et a ...

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慢性結膜炎に誤診される脂腺癌pagetoid spread

パジェットPaget病は、皮膚/粘膜に隣接する臓器由来の癌細胞が、皮膚や粘膜の上皮内を移動して表皮内癌の所見を示す状態で、乳房Paget病と外陰部/肛門などにみられる乳房外Paget病があります。http://www.j ...

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小児霰粒腫の治療

霰粒腫の治療には経過観察、ステロイド眼軟膏/局所注射、手術(切開掻爬)https://meisha.info/archives/2315があり、成人のケースでは、大きさや種類(限局型VSびまん型https://meish ...

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赤ガラス法とシノプト9方向眼位

赤ガラス法 複視を訴える患者さんの右目の前に赤ガラスを置いてペンライトの光を見てもらうと、右目の像は赤、左目の像は白で、左右の目の像のズレ具合を自覚できます。赤ガラス法はこのようにして、左右の像のズレを9方向で記録するも ...

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棒状光源使用の赤ガラス法

赤ガラス法 赤ガラス法はペンライトの点光源を使用した複像検査で、水平と上下の複視を評価します。石川弘: 複像検査(赤ガラス試験). In: 石川弘 (Eds): 神経眼科診療のてびき 第2版. 金原出版, 61-63, ...

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Parksの3段階法

上斜筋麻痺の検査としてParks-Bielschowsky three-step testが有名です。古森美和: 上斜筋麻痺 【斜視診断の基本】. あたらしい眼科 33: 1713-1720, 2016.[上下/回旋偏位 ...

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マスクトバイラテラル:MBSOP

MBSOP: Masked bilateral superior oblique palsyは日本語に訳すと不顕性両眼性上斜筋麻痺となりますが、普及していないので、カタカネで[マスクトバイラテラル]と呼ばれることも多いで ...

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転移性虹彩腫瘍

虹彩、毛様体、脈絡膜はいずれもメラニン色素を含み血流が豊富でぶどう膜と呼ばれます。このうち悪性腫瘍の転移の多くは脈絡膜でhttps://meisha.info/archives/2423、虹彩転移は比較的まれです。原発巣 ...

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転移性脈絡膜腫瘍

癌治療の進歩による生存率の向上https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20211110c.htmlに伴い、眼科領域でも転移性腫瘍を診察する機会は増えています。転移先で最も多いのは、血流 ...

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