黄斑中央、直径1.5mm https://meisha.info/archives/4066の陥凹部である中心窩https://meisha.info/archives/6158が正常に形成されない黄斑低形成foveal hypoplasiaの原因としては表のような疾患があります。
近藤寛之: 黄斑低形成. 日本眼科学会雑誌 125:695-708.2021

黄斑低形成の程度はOCT所見によって図のように分類されます。
Rufai SR, Thomas MG et al.: Can Structural Grading of Foveal Hypoplasia Predict Future Vision in Infantile Nystagmus?: A Longitudinal Study. Ophthalmology 127:492-500.2020

1a:中心窩に網膜内層が残存するが正常に近いV字型の中心窩陥凹を有する
1b:中心窩に網膜内層が残存し浅い湾入程度の陥凹を有する
2:陥凹の欠如
3:錐体外節延長の欠如(その結果foveal bulgeが消失)
4:外顆粒層肥厚の欠如(錐体密集の欠如)
(これ以外に中心窩に網膜内層が残存してEZが断裂するものはatypicalな黄斑低形成とされる)
下図左の例では網膜内層が中央部まで残存し矢印部に浅い陥凹がみられます。
図右では中心窩陥凹はみられずfoveal bulgeも明らかではありませんが、点線矢印部で外顆粒層の肥厚がみられます。
