• 眼科通院中の患者さんや眼科医向けの役立ち情報

新着情報

我慢してメガネに目を慣れさせる指導

メガネ処方の際、赤緑テストでR=Gの適正矯正https://meisha.info/archives/2093であっても、10~数十分の試し掛けの後、疲れるようだと近視の度数を弱めることがあります。しかし[最初は疲れるが ...

続きを読む

急性内斜視を伴う調節けいれん

調節緊張と調節けいれん 調節緊張は近業による毛様体筋の緊張で、屈折度がマイナス側(近視側)に偏位する状態です。 一方、調節けいれんは毛様体筋の不随意で不安定な持続的収縮によって、著しい近視化を示す状態です。間欠的な輻湊け ...

続きを読む

老人環

高齢者の角膜周辺にみられる灰白色または黄色調のリング状混濁は老人環 arcus senilis corneaと呼ばれます。 角膜環 corneal arcusの一種で、白色の強膜との間に透明帯 lucid interva ...

続きを読む

モノビジョンと白内障手術

不同視 屈折度数が左右の目で異なる状態は不同視と呼ばれます。3D以上の不同視差をメガネで完全矯正すると、左右の網膜像の大きさの違いが融像範囲を超える不等像視https://meisha.info/archives/378 ...

続きを読む

読書に必要な近見視力

どの程度の視力低下なら超高齢者に白内障手術を勧めるか? 超高齢者(85-90歳以上)は日常生活でも活動性に乏しく、また手術に対する身体的予備力があまりないので、それなりの白内障があっても手術を勧めるかどうかの判断を迷うこ ...

続きを読む

散瞳後の視力/視野検査

散瞳して眼底を観察した後、傍中心暗点などの確認のために中心視野検査をオーダーすることがあります。中心性輪紋状脈絡膜ジストロフィhttps://meisha.info/archives/3896と考えられた図の80歳女性( ...

続きを読む

結膜下出血後に消失した結膜嚢胞

結膜嚢胞https://meisha.info/archives/2632は注射針で穿刺排液しても通常再発します。江口功一:結膜嚢胞、In知っておきたい眼腫瘍診療(眼科臨床エキスパート). 東京: 医学書院.259-61 ...

続きを読む

無症状の退行性下眼瞼内反

医療の目的 心筋梗塞や癌を治療する医師にとって医療の目的は[生命を守る]ことですが、眼科医の場合は[失明防止]と[生活の質QOL(quality of life)の改善]が目的です。放置すれば失明のリスクのある緑内障や網 ...

続きを読む

IgG4関連眼疾患と眼窩脂肪ヘルニア

IgG4関連疾患 IgG4-RD(IgG4 related disease)は血清中でIgG4が高値を示し、IgG4陽性形質細胞を主体とする炎症細胞の浸潤により全身の臓器腫大、炎症、線維化を特徴とする原因不明の慢性炎症性 ...

続きを読む

眼瞼縁の腫瘤切除と手術保険点数

A病院眼科に通院中だった67歳女性のBさんは左下眼瞼縁の無痛性の白色腫瘤が気になるとC先生に訴えました。マイボーム腺梗塞と診断したC先生は、内容の油脂を排出させる目的で注射針で穿刺https://meisha.info/ ...

続きを読む