• 眼科通院中の患者さんや眼科医向けの役立ち情報

患者さん向け

ヘス赤緑試験

ヘス赤緑試験は眼球運動障害などによる複視の状態を記録できる便利な検査です。 ヘススクリーン、ヘスチャート、赤緑メガネ 検査は暗室内で行い、5度間隔の赤色マス目が投影されたヘススクリーン上の点を、緑色光の矢印で指し示し、そ ...

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高齢者の点眼失敗

目薬の適正処方本数 目薬1滴の量は40-50µl(マイクロリットル、1µlは1mlの千分の1)です。通常の点眼びんには5ml入っていて100-125回点眼できます。両目に1日2回の点眼指示であれば、2 (朝、夕)x 2( ...

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散瞳検査と運転

細隙灯顕微鏡https://meisha.info/archives/976や倒像検眼鏡を使って白内障や眼底の病気を診察する際、観察光による対光反応で瞳孔が小さくなると眼球内部がよく観察できません。そこでミドリンP(また ...

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乳幼児の眼科診察法2:まぶたと結膜の診方

同じ目線の高さで まず眼科医は椅子から降り、しゃがんで患児と同じ高さの目線で診察します。上から目線での診察は乳幼児に威圧感を与えます。同じ理由で白衣は脱いだほうがよいでしょう。 痛いまぶたのさわり方 乳幼児に多い麦粒腫と ...

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ドライアイの涙目症状

渇き目と涙目の同居 渇き目、すなわちドライアイは涙液層の不安定性が原因で生じる目の不快感でhttps://meisha.info/archives/1172、その第一選択の治療は涙を補充する点眼薬です。一方、涙目の代表の ...

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アトロピン点眼による発熱

[4歳の娘が39度の発熱したが、眼科で処方されたアトロピン点眼が原因だろうか?]と内科医をしている息子から電話で質問がありました。[不同視弱視https://meisha.info/archives/2257の疑い]と近 ...

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浅前房眼のネオシネジン散瞳

散瞳薬 瞳孔の大きさは筋収縮によって瞳孔を小さく(縮瞳)する瞳孔括約筋と、瞳孔を広げる(散瞳)瞳孔散大筋のバランスで決まります。前者を支配する副交感神経受容体の刺激薬と遮断薬、および後者の交感神経受容体の刺激薬が瞳孔薬と ...

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ベーチェット病 BD 治療のパラダイムシフト

パラダイムシフト(paradigm shift)とは[時代を支配する考え方が劇的に変化すること]です。筆者の眼科医人生45年の間に起こった眼科治療上のパラダイムシフトとしては白内障手術(1980年代までは眼内レンズ挿入さ ...

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帯状角膜変性

帯状角膜変性は瞼裂部に一致してみられる角膜表層の混濁です。3時9時の輪部付近から水平に中央に向かう帯状の白色混濁が瞳孔中央に達すると視力障害の原因になります。 本態 混濁の本態はボウマン膜へのリン酸カルシウムの沈着です。 ...

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特発性頭蓋内圧亢進症:IIH

頭蓋腔は頭蓋骨内面の硬膜で囲まれた閉鎖空間です。脳脊髄液で満たされ、その中に脳が浮かんでいす。頭蓋内圧(ズガイナイアツ)ICP: Intracranial pressure はこの閉鎖腔内の圧力で、正常では60-180m ...

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