• 眼科通院中の患者さんや眼科医向けの役立ち情報

山梨の目医者 投稿一覧

EBによる不可逆性視神経障害

EB視神経症の視力予後 EB(エタンブトール)視神経症の発症頻度は1%程度で、しかも多くはEB投与を中止すれば、数カ月~1年をかけて回復します。https://meisha.info/archives/946松本正孝:エ ...

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肺NTM症とEB視神経症

NTMとはnontuberculous mycobacteriaの略です。 肺NTM症と肺MAC症 抗酸菌(Mycobacterium属)は顕微鏡観察時に酸で脱色されない性質を示す細菌のグループです。そのうち結核菌とらい ...

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アブラキサン(nab-PTX)による角膜障害

パクリタキセル(PTX)やアブラキサン(nab-PTX)などタキサン系抗癌剤は、細胞分裂の際に出現する紡錘体の微小管の脱重合を阻害することで抗腫瘍効果を発揮します。その眼科副作用として黄斑浮腫は有名ですがhttps:// ...

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甲状腺眼症の経過の記録法

中高年でみられる複視の主な原因のひとつは甲状腺眼症でhttps://meisha.info/archives/5400、甲状腺自己抗体https://meisha.info/archives/420と眼窩3方向MRI画像 ...

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網膜色素変性の白内障手術

網膜色素変性の目は視野が高度に狭窄しても、中心窩の視細胞が障害される末期までは通常視力は良好です。ただし後嚢下や前極白内障https://meisha.info/archives/983で瞳孔中央が混濁すると、見えにくく ...

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白内障の術後目標屈折

白内障手術を計画する際に術後の屈折をどのように設定するかは重要で、患者さんの生活スタイルを考慮して適切なアドバイスをすべきでしょう。術者によって考え方はさまざまでしょうが、私は表のように年齢と屈折による目標屈折を勧めます ...

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エスターマンテスト可能なハンフリー視野計型式

エスターマンテストは静的自動視野計で行える周辺視野のスクリーニング検査です。https://meisha.info/archives/2869そのうち両眼開放エスターマンテストは身体障害者https://meisha.i ...

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肥厚性硬膜炎と梅毒

脳や脊髄の硬膜が慢性炎症によって肥厚する肥厚性硬膜炎(Hypertrophic pachymeningitis: HP)の臨床的特徴は頭痛と種々の神経症状(脳神経麻痺、小脳失調、対麻痺など)です。https://www. ...

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フィッシャー症候群

フィッシャー症候群(またはMiller Fisher syndrome:MFS)は急性に発症する両眼性の全外眼筋麻痺の原因として有名です。Noioso CM et al.: Miller Fisher syndrome: ...

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眼梅毒の黄斑部病変:ASPPC

ASPPC:acute syphilitic posterior placoid chorioretinitisは梅毒に特徴的な黄斑部病変として、1990年Gassによって報告されました。https://meisha.i ...

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