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まぶたの良性腫瘍と悪性腫瘍

まぶたのできものをみた場合、良性腫瘍か悪性腫瘍の癌かの判断が重要です。

まぶたの悪性腫瘍

悪性腫瘍では脂腺癌と基底細胞癌が主なものです。
一般的には脂腺癌は黄色くhttps://meisha.info/archives/691、基底細胞癌は黒く見えます。

まぶたの良性腫瘍

一方、はるかに数の多い良性腫瘍の代表は眼瞼母斑と脂漏性角化症です。
良性でも悪性のいずれであっても痛みはありません。
見分けるための特徴のひとつはまつ毛です。
まぶたの縁にできる場合、悪性腫瘍の脂腺癌と基底細胞癌ではまつ毛が抜けますが、良性腫瘍の眼瞼母斑と脂漏性角化症ではできものの表面から、周囲と同様にまつ毛が生えています。
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眼瞼母斑はてかてか、脂漏性角化症はしわしわ

眼瞼母斑の多くは真皮に発生して皮膚表層を押し上げるため表皮が伸展されます。
そのため、できものの表面は比較的なめらかで光沢があります。
一方、脂漏性角化症では真皮には変化がなく、その上の表皮を構成する基底細胞層、有棘細胞層、顆粒細胞層、角質層の全層が増殖します。
表皮全体のボリュームが増えるためにカーテンのフリルのようにしわができます(カーテン本体が真皮、フリルの部分が脂漏性角化症で増えた表皮部分)。

治療はオープントリートメント

睫毛の脱落や潰瘍形成がなく、基底細胞癌や脂腺癌の可能性が低いと判断されて、患者さんが切除を希望する場合には、良性腫瘍で盛り上がった根元部分をメスでそぎ切るopen treatmentがよく行われます。
そぎ切ったあとは縫合はせずにそのまま露出させて軟膏を塗っておけば上皮が覆ってきれいに治ります。