• 眼科通院中の患者さんや眼科医向けの役立ち情報

新着情報

中近の累進屈折力レンズ

眼科医とメガネ処方 メガネ処方は眼科医が行う重要な診療行為のひとつです。しかし多くの画像検査や手術技術の習得に忙しい最近の眼科医には、メガネ処方の技能習得は後回しになりがちのようです。さらに自身が老視未経験の40歳以下の ...

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マドックスMaddoxダブルロッドテスト

複視で多いのは同側性複視や交差性複視のhttps://meisha.info/archives/365水平複視です。それ以外に垂直方向にズレる上下複視や、回旋複視https://meisha.info/archives/ ...

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回旋複視と手術治療

回旋複視はプリズムメガネでは対応できないことを前回解説しました。https://meisha.info/archives/1744 症例:52歳男性 Aさんは小脳動静脈奇形(AVM)からのクモ膜下出血で緊急入院して手術を ...

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フレネル膜プリズム

乳幼児期の斜視治療の目標は両眼視機能の維持と発達です。https://meisha.info/archives/545そのためには左右眼の視線のズレをなくして、両目の視線が目標に向かうようにします。比較的小さい斜視角であ ...

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色覚異常の分子生物学

正常なヒトの目は波長による光の吸収特性が異なる3種類の錐体によって、色の違いを見分けています。https://meisha.info/archives/1463実験条件の違いによってばらつくものの、光の吸収ピーク波長はL ...

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原田病(VKH)の白髪と夕焼け状眼底

フォークト―小柳―原田病(VKH) スイス人のAlfred Vogtと小柳美三、原田永之助の3人が別個に発見して報告したフォークト―小柳―原田病(Vogt-Koyanagi-Harada disease)は3人の頭文字を ...

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白内障の白と光の散乱

白内障は俗にシロソコヒと呼ばれます。水晶体が白く濁り、瞳孔の部分が白く見えるためです。ただし早期に手術されることが多い最近では、肉眼的にも白く見える白内障患者さんを見かけることは少なくなりました。 不溶化蛋白による光の散 ...

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翼状片

翼状片は血管に富む病変で、形は鳥の翼に似ています。多くは鼻側の結膜から角膜中心に向かって進行します。眼の充血や異物感の原因になり、外見的にも問題です。さらに先端が角膜中央に接近すると視力が障害されます。点眼薬は無効で治療 ...

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高血圧性網膜症

高血圧症では心臓、腎臓など多くの臓器障害を生じます。 網膜出血と軟性/硬性白斑の臨床的意義 網膜の臓器障害所見ともいうべき網膜出血、軟性白斑、硬性白斑は、脳や心血管障害のリスクに関連していて、降圧治療を考えるべき判断材料 ...

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レーベル粟粒血管腫症

網膜毛細血管拡張症 Gassの教科書にはPrimary or congenital retinal telangiectasisとしてLeber’s miliary aneurysmsとCoats’ syndrome ( ...

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