• 眼科通院中の患者さんや眼科医向けの役立ち情報

新着情報

先天性外眼筋線維症CFEOM

先天眼瞼下垂には片眼性(写真上)と両眼性(写真下)があり、いずれも眼瞼挙筋の腱膜ではなく筋自体の委縮、線維化で筋力が低下することが原因です。https://meisha.info/archives/1083加齢性(腱膜性 ...

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逆さまつ毛の仕組み

まつげ、すなわち睫毛(しょうもう)は上下のまぶたの縁から外に向かって生えていて、飛び込んでくるゴミなどの異物から眼球表面の 角膜や結膜 を守る働きをしています。本来外方に向かって生えるまつ毛が内側に向かい、機械的に角膜を ...

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重症筋無力症

眼瞼下垂の原因と発症様式 眼瞼下垂は高齢者に比較的よくみられる目の所見です。しかしクモ膜下出血を起こす脳動脈瘤や重症筋無力症など生命を脅かす病気のサインのこともあるので、診察した眼科医はまずその原因を明らかにすることが大 ...

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糖尿病網膜症の有病率

海外の大規模疫学スタディの報告では、糖尿病(DM)患者における糖尿病網膜症(DR)の有病率は30-40%で、日本での久山町研究や舟形町研究でも15-23%とされています。村上智昭. (糖尿病網膜症の)疫学. In: 北岡 ...

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クリスタリン網膜症とiPS細胞移植

クリスタリン網膜症(Bietti’s crystalline dystrophy: BCD)は遺伝性の網膜ジストロフィで、眼底の後極に微細な黄白色の閃輝性沈着(○部分)が見られることが特徴です。 多くは30歳 ...

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眼運動神経麻痺と糖尿病性動眼神経麻痺

動眼神経麻痺は脳幹の動眼神経核またはそこから頭蓋内クモ膜下、海綿静脈洞、上眼窩裂、眼窩内へと進む動眼神経の障害で生じます。 眼運動神経麻痺 同じ経路を進む滑車神経、外転神経の麻痺も含めて眼運動神経麻痺と呼ばれます。動眼神 ...

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ボトックス注射による眼瞼下垂

A型ボツリヌス毒素 目を開け辛い眼瞼けいれんは瞬目の制御異常が関係する眼瞼の局所ジストニアです。https://meisha.info/archives/602その治療にはA型ボツリヌス毒素の製剤であるボトックス(グラク ...

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高齢者に突発する片眼性眼瞼下垂

眼瞼下垂はさまざまな原因で生じますがhttps://meisha.info/archives/1083、片眼に突発性あるいは急性に生じる場合の多くは動眼神経麻痺です。動眼神経は内、上、下直筋、下斜筋、眼瞼挙筋の外眼筋と、 ...

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眼瞼下垂の原因と動眼神経麻痺

眼瞼下垂は片目または両目の上まぶたが下がって、上方の視界が遮られる状態です。上まぶたを挙上するのは主に眼瞼挙筋で、その支配神経である動眼神経麻痺では眼瞼下垂を生じます。そのほか、神経筋接合部の障害の重症筋無力症や、筋組織 ...

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眼トキソプラズマ症の治療薬

眼トキソプラズマ症https://meisha.info/archives/1059の治療薬には葉酸合成阻害薬とマクロライド系抗菌薬があります。 葉酸合成阻害薬 眼トキソプラズマ症治療の海外でのスタンダードは、スルファジ ...

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