• 眼科通院中の患者さんや眼科医向けの役立ち情報

新着情報

核間麻痺(MLF症候群)

片側の単独内転障害 片側あるいは両側の外転神経麻痺では外直筋が働かず麻痺性内斜視となるため同側性複視を生じます。https://meisha.info/archives/365逆に交差性複視は麻痺性外斜視の状態で生じ、動 ...

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複視原因とMRI検査

複視の原因はさまざまで、脳腫瘍や脳梗塞など生命にかかわる疾病も含まれます。そのような頭蓋内疾患を鑑別する目的で多くの眼科医は脳のMRI検査をオーダーします。しかし多くは[頭蓋内には異常ありません]との結果で大学病院眼科を ...

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乳幼児の眼科診察法2:まぶたと結膜の診方

同じ目線の高さで まず眼科医は椅子から降り、しゃがんで患児と同じ高さの目線で診察します。上から目線での診察は乳幼児に威圧感を与えます。同じ理由で白衣は脱いだほうがよいでしょう。 痛いまぶたのさわり方 乳幼児に多い麦粒腫と ...

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乳幼児の眼科診察法1:まずはスマホ写真

眼科を受診する新生児(生後28日未満)、乳児(生後1-12カ月)、幼児(1-5歳)の診察にはコツがあり、要点は[嫌がられない検査から始めて患児との信頼関係を構築する]ことです。そうでないと泣かれて必要な検査ができないばか ...

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ドライアイの涙目症状

渇き目と涙目の同居 渇き目、すなわちドライアイは涙液層の不安定性が原因で生じる目の不快感でhttps://meisha.info/archives/1172、その第一選択の治療は涙を補充する点眼薬です。一方、涙目の代表の ...

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RVO黄斑浮腫眼、硝子体注射の出口戦略

抗VEGF薬硝子体注射の目的 網膜内科医https://meisha.info/archives/3117が行う治療の主役は、以前のレーザー光凝固治療から抗VEGF薬の硝子体注射に代わってきました。その目的は新生血管の退 ...

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アトロピン点眼による発熱

[4歳の娘が39度の発熱したが、眼科で処方されたアトロピンの点眼薬が原因だろうか?]と内科医をしている息子から電話で質問がありました。[不同視弱視の疑い]と近くの眼科で診断されて、アトロピン点眼薬を処方されたとのこと。t ...

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従来の眼底カメラと走査型レーザー検眼鏡

まぶしい通常の眼底カメラ 眼科診療所で眼底を記録する際は点眼薬で散瞳した後、眼底カメラで撮影します。撮影光が光るのは一瞬ですが、その前のピント合わせの持続照明光はまぶしいので、光に敏感な若い患者さんは目をあいていることが ...

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進行性の視機能障害を示す白点状眼底

網膜色素変性https://meisha.info/archives/726は夜盲を訴える病気の代表で、進行すると失明に至ることもある遺伝病です。 (広義)先天停在性夜盲 一方、視機能の障害が非進行性の夜盲症として(広義 ...

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結膜下注射と徐放効果

目への注射部位はさまざまです。https://meisha.info/archives/119虹彩後癒着を起こしかけた前部ぶどう膜炎では、アトロピン点眼に加えて、デカドロンなどステロイドの結膜下注射が効果的です。http ...

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