眼瞼の解剖と先天睫毛内反 下眼瞼後葉の瞼板は下眼瞼けん引筋腱膜(LER: Lower eyelid retractor)で後方に引っ張られています。高齢者の退行性眼瞼内反はこのLERが弛緩あるいは瞼板からはずれることで、 ...
複視 https://meisha.info/archives/8 を訴えて眼科を受診する患者さんのうち甲状腺眼症は少なくありません。特に上下複視の場合は滑車神経麻痺とともにまず考慮すべきでしょう。 図は甲状腺眼症の患者 ...
甲状腺ホルモンが正常なこともある 高齢の人にみられる複視の一部は甲状腺眼症が原因です。https://meisha.info/archives/27そこで推薦したMRIの脂肪抑制T2強調の眼窩3方向画像で、眼球を動かす外 ...
バセドウ病の治療が進んで、ホルモンの値が正常化したのに、目の症状がよくならないと訴える患者さんがいます。それはどうしてでしょうか? バセドウ病とは バセドウ病は19世紀に病気の名前にもなっているドイツ人医師バセドウBas ...
挟瞼器(きょうけんき) 霰粒腫、眼瞼内反、良性の眼瞼腫瘍などのまぶたの病気では外来手術を行うことがあります。その際に挟瞼器を(図左)使用すると、出血がおさえられ、まぶたを固定できるので便利です。(図右は左上眼瞼を挟瞼器で ...
眼外傷や斜視の術翌日の子供さんの診察では、まぶたの腫れや痛みで開瞼が困難なため、眼球の十分な観察ができないことがあります。そのような場面で便利なのがデマル鈎(デマル氏開瞼鈎)です。 図のように左手にもって上まぶたにひっか ...
複視の原因の一部は脳の病気 複視は視線のズレのために左右の目に映る像が水平、垂直あるいは斜めにだぶる症状です。https://meisha.info/archives/8二つに分かれて見えるだけでなく、隣のものが重なって ...
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