• 眼科通院中の患者さんや眼科医向けの役立ち情報

眼瞼/眼窩/涙道

急性霰粒腫

無痛と抗菌薬の無効が特徴の霰粒腫 霰粒腫はマイボーム腺由来の油脂による慢性炎症(脂肪肉芽腫)で、非感染性のまぶたのできものです。https://meisha.info/archives/627細菌感染による急性化膿性炎症 ...

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マイボーム腺嚢胞

びまん型の霰粒腫や限局型であっても大きい霰粒腫では、原因となった油脂を掻き出す手術を行います(霰粒腫摘出術)。https://meisha.info/archives/627その場合手術後、同じ場所からの再発はあまりあり ...

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霰粒腫

霰粒腫(めいぼ)は麦粒腫(ものもらい)とともにまぶたのできものの代表です。両者の違いは痛みと感染の有無です。 麦粒腫は細菌感染 麦粒腫はまつげの出口(睫毛根部)にある油や汗の分泌腺に黄色ブドウ球菌など細菌が感染して起こる ...

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まぶたのけいれん

眼瞼ミオキミア [まぶたがピクピクするのですが眼瞼けいれんでしょうか?]と訴える患者さんを診察することがあります。詳しく尋ねると、左右どちらかの、主に下まぶたの皮膚が細かく波うつように震える動きが数秒から1-2分続くと言 ...

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内麦粒腫とマイボーム腺梗塞

麦粒腫 麦粒腫はまぶたの急性化膿性炎症で、原因の多くは黄色ブドウ球菌です。霰粒腫https://meisha.info/archives/627と異なり痛みを伴います。そのうち外麦粒腫は、まつ毛を包む袋に開口する皮脂腺( ...

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先天睫毛内反の手術

眼瞼の解剖と先天睫毛内反 下眼瞼後葉の瞼板は下眼瞼けん引筋腱膜(LER: Lower eyelid retractor)で後方に引っ張られています。高齢者の退行性眼瞼内反はこのLERが弛緩あるいは瞼板からはずれることで、 ...

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甲状腺眼症での複視に対する治療

複視 https://meisha.info/archives/8 を訴えて眼科を受診する患者さんのうち甲状腺眼症は少なくありません。特に上下複視の場合は滑車神経麻痺とともにまず考慮すべきでしょう。 図は甲状腺眼症の患者 ...

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甲状腺眼症の血液検査

甲状腺ホルモンが正常なこともある 高齢の人にみられる複視の一部は甲状腺眼症が原因です。https://meisha.info/archives/27そこで推薦したMRIの脂肪抑制T2強調の眼窩3方向画像で、眼球を動かす外 ...

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甲状腺ホルモンと甲状腺眼症

バセドウ病の治療が進んで、ホルモンの値が正常化したのに、目の症状がよくならないと訴える患者さんがいます。それはどうしてでしょうか? バセドウ病とは バセドウ病は19世紀に病気の名前にもなっているドイツ人医師バセドウBas ...

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まぶたの手術と麻酔

挟瞼器(きょうけんき) 霰粒腫、眼瞼内反、良性の眼瞼腫瘍などのまぶたの病気では外来手術を行うことがあります。その際に挟瞼器を使用すると、出血がおさえられ、まぶたを固定できるので便利です。ただし麻酔がよく効いていないと、患 ...

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