高齢者にみられるPEDのうち抗VEGF薬注射の効果が期待できるのは血管性(vascularized) PEDであることを前回説明しました。https://meisha.info/archives/1905その際に登場した ...
社会的失明原因のひとつ、加齢黄斑変性AMDの目に、網膜色素上皮剥離PED: retinal pigment epithelial detachmentが見られることはよくあります。https://meisha.info/ ...
網膜剥離RD: retinal detachmentには網膜裂孔が原因の裂孔原性RD https://meisha.info/archives/1883と非裂孔原性RDがあります。裂孔原性RDでは視細胞と網膜色素上皮の間 ...
多数の白点が眼底にみられる夜盲症には表の2つがあります。日眼用語集第6版で白点状眼底と白点状網膜症と記載される病気は以前の邦語論文でそれぞれ眼底白点症、白点状網膜炎として報告されています。後者は多数の白点がみられる網膜色 ...
黄斑前膜は40歳以上の4%にみられるポピュラーな黄斑疾患です。Miyazaki M et al.: Prevalence and risk factors for epiretinal membranes in a Ja ...
単純黄斑出血と脈絡膜新生血管による出血 強度近視眼に黄斑出血を生じた場合、以下の2つを区別する必要があります。1. 単純黄斑出血 SH: simple hemorrhage2. 近視性脈絡膜新生血管 mCNV: myop ...
くも膜下出血 SAH: subarachnoid hemorrhage は脳動脈瘤の破裂などによって頭蓋内のくも膜下腔に出血し、命を失うこともある怖い病気です。激しい頭痛の後、意識が消失しますが、緊急搬送された脳外科病院 ...
網膜有髄神経線維は網膜神経線維の走行に沿う白色刷毛状の眼底異常です。多くは視神経乳頭に連続してみられますが、乳頭から離れて見られることもあります。多くは無症状で人間ドックや健康診断での眼底写真で偶然に発見されます。 有髄 ...
眼底観察が困難なほどの星状硝子体症asteroid hyalosis: AHであっても通常、その目の矯正視力は正常で、飛蚊症floatersを訴えることもまれです。https://meisha.info/archives ...
多数の黄白色、粒状混濁が硝子体腔内に見られる病態は星状硝子体症asteroid hyalosis: AHと呼ばれます。混濁の原因はasteroid body(星状体、星芒体)と呼ばれ、細隙灯顕微鏡や眼底写真で確認できま ...
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