• 眼科通院中の患者さんや眼科医向けの役立ち情報

山梨の目医者 投稿一覧

レーザー虹彩切開術

急性緑内障発作は遠視眼で浅前房の中高年の女性に多く、突然に片目が見えなくなり、同時に激しい目の痛みと頭痛、嘔吐に襲われます。https://meisha.info/archives/826周辺虹彩が角膜裏面に押し付けられ ...

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バイオレットライトとニューロプシン(Opn5)

屋外活動制限と近視進行抑制 近年アジア諸国の学童の間で近視が急増https://meisha.info/archives/1643している原因のひとつは屋外活動時間の減少です。1日2時間以上の屋外活動を学童に確保する近視 ...

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結膜下出血

白目が真っ赤になる結膜下出血https://meisha.info/archives/484は高齢者によくみられます。白目の白は眼球の壁である強膜の色で、その表面を覆う半透明の眼球結膜との間に、結膜血管が切れて出血した血 ...

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核白内障と近視化

白内障は混濁部位によって皮質白内障、核白内障、後嚢下白内障に大別されます。水晶体中央の核または前後の皮質のいずれの濁りが主であるかは、細隙灯顕微鏡のスリット光を狭くして水晶体断面を観察するとわかります。これに対して透明な ...

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OCTの定量評価

定性評価と定量評価 検査結果の評価には定性評価と定量評価があります。定性評価は異常の有無を判断するもので、アデノチェックや前房水病原微生物PCR検査などがその例です。定量評価は異常があった場合にその程度を評価するもので、 ...

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斜視の眼底検査

乳幼児では重篤で器質的な先天性の眼疾患が斜視の原因になっていることがあります。そのため[斜視を主訴として受診した小児に対し、初診時に必ず鑑別すべき疾患は器質疾患である]とも記載されています。仁科幸子: 斜視. In: 東 ...

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眼科診断学:対座法での中心暗点確認

診察の際はまず自分の目で患者さんを観察し、自分の耳でその訴えを聴きます。これは診断学の基本ですが、そのように患者さんに向き合うことをせず、紹介状や検査結果に頼る診療を目にすることがあります。 大学病院での紹介初診診療 筆 ...

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CSCの治療:光線力学的療法PDT

中心性漿液性脈絡網膜症CSC: central serous chorioretinopathyに対するレーザー光凝固治療https://meisha.info/archives/1942にはいくつか問題点があります。 ...

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CSCの脈絡膜変化

脈絡膜透過性亢進CVH 中心性漿液性脈絡網膜症CSCではICG蛍光眼底造影検査IA: Indocyanine-green angiographyの造影後期に、図の矢印で示す過蛍光像がみられ、脈絡膜透過性亢進CVH: ch ...

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CSCの治療:レーザー光凝固治療

中心性漿液性脈絡網膜症 CSC https://meisha.info/archives/1931の一般的な治療法はレーザー光凝固です。フルオレセイン蛍光眼底造影検査FAで確認できる蛍光漏出点を狙って、淡い灰白色の凝固斑 ...

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