• 眼科通院中の患者さんや眼科医向けの役立ち情報

白内障

水晶体(亜)脱臼

水晶体は毛様体につながるチン小帯で支持されることで、虹彩と硝子体の間の瞳孔面に固定されています。先天的脆弱性(マルファン症候群、ホモシスチン尿症など)あるいは後天的要因(加齢、偽落屑症候群、網膜色素変性、ぶどう膜炎、外傷 ...

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核白内障と近視化

白内障は混濁部位によって皮質白内障、核白内障、後嚢下白内障に大別されます。水晶体中央の核または前後の皮質のいずれの濁りが主であるかは、細隙灯顕微鏡のスリット光を狭くして水晶体断面を観察するとわかります。これに対して透明な ...

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白内障の白と光の散乱

白内障は俗にシロソコヒと呼ばれます。水晶体が白く濁り、瞳孔の部分が白く見えるためです。ただし早期に手術されることが多い最近では、肉眼的にも白く見える白内障患者さんを見かけることは少なくなりました。 不溶化蛋白による光の散 ...

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白内障手術の決め方

白内障はあるかないかではなく、濁りの程度と部位が問題であることを前回説明しました。https://meisha.info/archives/990しかし白内障の濁りの程度を正しく評価することはベテランの眼科医であっても容 ...

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白内障の程度

白内障は細隙灯顕微鏡でみた水晶体の断面像で診断しますhttps://meisha.info/archives/976が、その判断の結果は必ずしもクリアカットではありません。写真は矯正視力1.0で無症状の目の細隙灯顕微鏡の ...

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後嚢下白内障の診断

多くの白内障は、水晶体の断面を細隙灯顕微鏡で観察して診断します。https://meisha.info/archives/976水晶体の断面では前嚢、前部皮質、核、後部皮質、後嚢を区別します。 混濁部位による白内障の分類 ...

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細隙灯顕微鏡による白内障の診断

白内障は眼球内の透明なレンズである水晶体が濁る高齢者に多い目の病気です。しかし水晶体の前にある角膜や前房あるいは後方の硝子体は正常ではいずれも透明なので、これらのうちのどこの濁りであるか判断するのは容易ではありません。 ...

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後発白内障とレーザー後嚢切開術

白内障手術では濁った水晶体を取り除き、代わりに薄くて透明な人工眼内レンズ(IOL: intraocular lens)を入れます。https://meisha.info/archives/793https://meish ...

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白内障の手術治療

白内障は水晶体が濁る病気です。白内障用の目薬はありますが、https://meisha.info/archives/782一度濁った水晶体は目薬をさしても元にはもどらないので治療の基本は手術です。 水晶体の4つのパーツ ...

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白内障の目薬

白内障は角膜の後方にある本来透明な水晶体が白く濁り、かすんで見え辛くなる目の病気です。進行した白内障では散瞳薬で瞳を広げると、図の右目のように肉眼でも白くなっていることがわかります。 白内障がある程度進行して見え辛くなれ ...

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