• 眼科通院中の患者さんや眼科医向けの役立ち情報

眼科医向け

栄養欠乏性視神経症

両目の中心視野の障害や視力低下の原因が眼底検査では明らかでない場合、考慮すべき病気のひとつが栄養欠乏性視神経症です。ビタミンB1、B9(葉酸)、B12など、ビタミンB群の欠乏によって、ミトコンドリアでの電子伝達系における ...

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網膜色素変性の遺伝子治療

網膜色素変性は夜盲と進行性の視野狭窄https://meisha.info/archives/878を主症状とする遺伝性疾患です。失った視野を回復したり進行を停止させたりする有効な治療法はないとされてきました。 網膜色素 ...

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Duane症候群

Duane症候群は動眼神経から外直筋への異常神経支配によって、内転時に瞼裂狭小と眼球陥凹を生じる先天性の病気です。そのため眼球後退症候群Duane retraction syndromeとも呼ばれます。 外直筋への動眼神 ...

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視神経乳頭黒色細胞腫

眼底検査で視神経乳頭部に見られる黒色あるいは暗褐色の病変は視神経乳頭黒色細胞腫(メラノサイトーマ)Melanocytoma of the optic discです。 死に至ることのある悪性腫瘍の脈絡膜メラノーマに見た目は ...

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マイボーム腺梗塞

マイボーム腺 上下のまぶたの中には瞼板と呼ばれる硬い板状の構造があり、その中には多数のマイボーム腺https://meisha.info/archives/703が通っています。マイボーム腺から分泌される油は涙液層(膜) ...

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ホルネル症候群とアプラクロニジン点眼

交感神経の麻痺によって患側眼の縮瞳、眼瞼下垂、瞼裂狭小を示すホルネル症候群https://meisha.info/archives/2939の診断にはアプラクロニジン点眼試験が行われます。前久保知行. Horner症候群 ...

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ホルネル症候群

眼瞼下垂はさまざまな原因で生じます。https://meisha.info/archives/1083高齢者にみられる眼瞼下垂の多くは腱膜性眼瞼下垂でhttps://meisha.info/archives/1610、横 ...

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視神経炎の分類と病因

視神経の解剖と視神経炎 視神経炎は、眼球後極の視神経乳頭に始まって眼窩内及び視神経管内を走行して頭蓋内の視交叉に至る視神経の炎症で、急性の視力低下や中心暗点などの視野障害を来します。https://meisha.info ...

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コロイデレミア

網膜色素変性https://meisha.info/archives/726は夜盲と進行性の視野狭窄https://meisha.info/archives/878を特徴とする遺伝性の病気です。同様の夜盲と視野狭窄が特徴 ...

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FCE: Focal choroidal excavation

OCTで黄斑部の断面を観察すると網膜の視細胞を支える網膜色素上皮 (RPE) 細胞のラインが、後方に突出して、脈絡膜に窪みを生じているように見えることがありFCE:focal choroidal excavationと呼 ...

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