• 眼科通院中の患者さんや眼科医向けの役立ち情報

眼科医向け

ERG検査の意義

ERGの原理 ERG: Electroretinogram(網膜電図)は光刺激に応答する網膜の電気的な反応です。角膜、水晶体、硝子体を通過して入射した光は網膜の一番奥にある①視細胞で受容され、その情報は②双極細胞などに送 ...

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散瞳薬点眼による急性緑内障発作

眼底の病気の精査や白内障の詳しい観察のためには、点眼薬による散瞳検査が必要です。その際、角膜裏面と水晶体前面が接近している浅前房眼や、周辺角膜裏面と虹彩前面が接近する狭隅角眼https://meisha.info/arc ...

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ミドリンPアレルギー

散瞳検査にはミドリンP、ミドリンM、ネオシネジン、サイプレジンなどの点眼薬が使用されます。このうちミドリンPが最も一般的です。ミドリンP点眼液は商品名で、一般名はトロピカミド・フェニレフリン塩酸塩液です。後発品として、ミ ...

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浅前房眼の散瞳検査

網膜裂孔などは散瞳しなくても超広角眼底カメラで確認できます。https://meisha.info/archives/3081しかし重大な眼底病変が疑われる場合には、散瞳薬を点眼して眼科医の目で直接観察する眼底検査が必要 ...

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結核性ぶどう膜炎

日本は結核の中蔓延国で、2016年の人口10万人当たりの罹患率は13.9です。2009年の日本眼炎症学会による調査では,結核はぶどう膜炎の原因の1.4%を占めるとされています。高瀬博: 結核の診断と治療. 臨床眼科 72 ...

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浅前房の評価

眼底を詳しく検査したりhttps://meisha.info/archives/446、白内障の程度を詳細に評価するhttps://meisha.info/archives/990には、点眼薬による散瞳検査が必要です。た ...

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超広角眼底カメラと眼底自発蛍光

超広角走査型レーザー検眼鏡(商品名:オプトス)を使用すれば、周辺までの眼底が無散瞳で1枚の写真として撮影できます。https://meisha.info/archives/3081網膜裂孔の発見に有用なだけでなく、糖尿病 ...

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加齢黄斑変性に対する抗VEGF薬の適応

抗VEGF薬治療 抗VEGF薬の硝子体注射は血管新生を伴う加齢黄斑変性 nAMD、網膜静脈閉塞症の黄斑浮腫 RVOMEや糖尿病網膜症による黄斑浮腫 DMEに対して主に行われています。https://meisha.info ...

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飛蚊症による見えにくさ

白内障に間違われる[見えにくさ] 大学病院には多くの患者さんが白内障の手術目的で紹介されてきます。しかし[患者さんの見えにくさの主因が本当に白内障なのか]を判断するのは簡単ではありません。https://meisha.i ...

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神経眼科疾患とMRI

神経眼科 眼科の専門領域のひとつに神経眼科があります。https://meisha.info/archives/3113主な対象は視神経の病気https://meisha.info/archives/3109と複視を主訴 ...

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