• 眼科通院中の患者さんや眼科医向けの役立ち情報

眼科医向け

網膜色素変性の過蛍光リング

視細胞が死滅脱落する網膜色素変性では、視細胞を支える網膜色素上皮(RPE)細胞も委縮して眼底は脱色素性の変化を示し、眼底自発蛍光像で低蛍光となります。https://meisha.info/archives/726 自発 ...

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OCTでわかる網膜色素変性の視細胞脱落

網膜色素変性は進行性で求心性に視細胞が死滅脱落する網膜の病気です。https://meisha.info/archives/726そのようすは網膜の断面をみる光干渉断層計(OCT)で確認することができます。 視細胞内節の ...

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カタル性角膜潰瘍と眼瞼炎

カタル性角膜潰瘍https://meisha.info/archives/649は角膜周辺にみられる浸潤性病変です。睫毛脂腺や汗腺の細菌感染である前部眼瞼炎https://meisha.info/archives/703 ...

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眼瞼炎に続発する角膜病変

眼瞼炎が元で角膜に病気がみられることがあり、主なものとしてカタル性角膜潰瘍とマイボーム腺炎角膜上皮症があります。これらの病気は眼瞼縁に開口する脂腺や汗腺で増殖した細菌が原因です。しかしその細菌は、角膜上で増殖している訳で ...

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脂腺癌(マイボーム腺癌)

霰粒腫の診断で再発を繰り返す場合、マイボーム腺嚢胞https://meisha.info/archives/638以外に、脂腺癌が重要です。まぶたに発生する脂腺癌の多くは、眼瞼後葉の瞼板内で油を分泌するマイボーム腺由来で ...

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眼瞼下垂の検査:挙筋機能とBell現象

眼瞼下垂の程度は上まぶたの下縁と角膜中央(角膜反射の位置)との間の距離であるMRD: margin reflex distance https://meisha.info/archives/672で評価します。 眼瞼下垂 ...

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眼瞼下垂の程度

眼瞼下垂による障害 眼瞼下垂では目をあけようとしても、上まぶたが上がりません。自動車の運転時にカーサンバイザーを降ろすと、図のように視界上方が塞がれますが、常時そのような見え方になります。そのため信号を見落として事故を起 ...

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急性霰粒腫

無痛と抗菌薬の無効が特徴の霰粒腫 霰粒腫はマイボーム腺由来の油脂による慢性炎症(脂肪肉芽腫)で、非感染性のまぶたのできものです。https://meisha.info/archives/627細菌感染による急性化膿性炎症 ...

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カタル性角膜潰瘍

フルオで染まる角膜の傷 目の表面の痛みの患者では、角膜をフルオレセインナトリウムhttps://meisha.info/archives/283で染めて細隙灯顕微鏡で観察します。青色光で照らすと染色された角膜の傷が黄緑色 ...

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マイボーム腺嚢胞

びまん型の霰粒腫や限局型であっても大きい霰粒腫では、原因となった油脂を掻き出す手術を行います(霰粒腫摘出術)。https://meisha.info/archives/627その場合手術後、同じ場所からの再発はあまりあり ...

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