• 眼科通院中の患者さんや眼科医向けの役立ち情報

新着情報

Leber遺伝性視神経症(Leber病)

Leber遺伝性視神経症(Leber hereditary optic neuropathy: LHON)またはレーベル病は、電子伝達複合体をコードするミトコンドリア遺伝子の異常によって、網膜神経節細胞(RGC) が ア ...

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白内障の程度

白内障は細隙灯顕微鏡でみた水晶体の断面像で診断しますhttps://meisha.info/archives/976が、その判断の結果は必ずしもクリアカットではありません。写真は矯正視力1.0で無症状の目の細隙灯顕微鏡の ...

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後嚢下白内障の診断

多くの白内障は、水晶体の断面を細隙灯顕微鏡で観察して診断します。https://meisha.info/archives/976水晶体の断面では前嚢、前部皮質、核、後部皮質、後嚢を区別します。 混濁部位による白内障の分類 ...

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細隙灯顕微鏡による白内障の診断

白内障は眼球内の透明なレンズである水晶体が濁る高齢者に多い目の病気です。しかし水晶体の前にある角膜や前房あるいは後方の硝子体は正常ではいずれも透明なので、これらのうちのどこの濁りであるか判断するのは容易ではありません。 ...

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閃輝暗点のメカニズム

片頭痛の分類 閃輝暗点は片頭痛の視覚前兆として有名です。芥川龍之介は、短編小説「歯車」の中で、半透明の歯車が回りながら視界を塞いでいきそれがおさまった後、激しい頭痛に襲われ一眠りして回復する自身の体験を詳しく描写していま ...

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頭痛を伴わない閃輝暗点

視力視野の一時的な障害 視力や視野の一時的な障害は、片目であれば一過性黒内障発作を疑います。粥状動脈硬化の頸動脈から飛来した血栓が、内頸動脈、眼動脈を経由して、片目の網膜中心動脈を一時的に閉塞して見えなくなるものの、血栓 ...

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アミロイドと眼

最近経験した症例の眼窩腫瘤を生検したところ、眼窩アミロイドーシスと診断されました。アミロイドは眼球内では角膜や硝子体に沈着することが知られていますが、眼球外の結膜、涙腺、外眼筋、眼窩にみられることは比較的まれです。Lei ...

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エタンブトール視神経症と中心暗点計

エタンブトール(EB)視神経症は中毒性視神経症に分類される病気で、投薬開始4-12カ月後に患者の数%にみられます。https://meisha.info/archives/946EB視神経症による視力視野障害は、早期に発 ...

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エタンブトール視神経症

抗結核薬であるエタンブトール(EB)の副作用として、視神経症が有名です。EBには鉄、銅、亜鉛に対するキレート作用があり、視神経症発症に関わっている可能性があります。三村治:中毒性視神経症. In 三村治, 谷原秀信, e ...

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近視の度数と程度

[私は0.02の近視です]のように話す患者さんが多くいます。しかしここで出てくる[0.02]などの数字は、実は近視の程度を表す数字ではありません。これは遠見裸眼視力https://meisha.info/archives ...

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